慢慢来

bloody

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まだ金木犀の香りが漂う頃。
養源院に行きました。
ここの血天井。見たかったのだー。
血天井とは何ぞや?とゆーと。

「関ヶ原の戦いの前哨戦ともいわれる伏見城攻防戦で鳥居元忠以下1000人余りが城を死守し,
最後に自刃した廊下の板の間を供養のために天井としたもので、
武将達の遺体は残暑の残る8月から9月中旬まで放置されていたと言われ、
そのため今も生々しい血の痕があちこちに残る。
同じ血天井は宝泉院・正伝寺・源光庵にもあるが、生々しさでは養源院が一番といわれる。」
ウイキペディアよりコピペ。

ここの見学は工場のベルトコンベアのようやから。と聞いていた通り、
係の人についていって話聞くだけ。はいこっち、はいこっち、てな具合。
で、血天井の説明は、長い棒を持って、
「ここが鳥居元忠の死体の跡といわれ、頭です、体です、手です、
足をこっちは伸ばして、こちらはヒザから折ってなんとかかんとか」
と説明されるのね。
で、大将の横には、家来の「頭です、手です、胴体です」って説明があるんですが。
大将はともかく、その家来、かーなーりちっこいがな!こびと?ほんまぁ~?
いや、血はほんものですけど、それは人の形に見えるから後づけじゃないのー?って感じでした。
ほら。鍾乳洞が象の形に見えるから象のなんとか、って名前つけるようなあれ。
って言ったらバチあたりなのかしらん。。。
でも手形とかあってリアルでした。手形が一番リアルかな?血の手形...
しかし、そんな板を天井に使おうと思ったのはなぜなのか?を一番聞きたいわけですが、
そういう説明はありませんでした。
たぶん、リサイクルが当たり前だったのかしらん?
血ついててもこの板、めっちゃええ木やねんからもったいない!寺やったらバチあたらんやろ!
バケて出ても祈祷したらええねん!
って感じだったのでしょうか。。。?
この辺の感覚は昔と今じゃきっと違うんでしょうねー。
ま。見れたので満足。
しかし、8-9月の間、死体ほったらかしって。すんごいにおいそう。。。すんごいくさってそう。。。やだ。

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で。ここに、俵屋宗達の杉戸絵がありまして。
象の絵があるんです。写真撮っちゃいけないんで。
こちらをご覧になって。(しかし、この名古屋帯。どうでしょう....?)
可愛いでしょ?
これ、象を見たこともないのに、話だけ聞いてこれ書いたんだって。
すごいね。さすが宗達。
こないだ、ナイトスクープで、日本に長く住んでる外国人の方に、ドラえもんの絵描き歌を聞かせて、
彼らがどんな絵を描くかってやってたんですけど、
みんなものずごい絵になってましたもん。
(え?そんなもんと宗達比べるな?)
でもねぇ、「耳がでかくて鼻はな、長いねん、目はでっかくて睫毛長くてなぁ」って聞いても
見たことなかったらこんな絵描けないわ、普通。

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さらに、鶯張りの廊下は左甚五郎作と言われ、ここのこの廊下で石川五右衛門が捕まったんだとか。
外から見ると果てしなく地味なお寺(失礼!でも行けばわかるよ)なのですが、
逸話盛りだくさん、お宝盛りだくさん。
淀君が秀吉にお願いして作ってもらい、一度焼けてしまったものをお江の方により再建。
以後、徳川家の菩提所とゆー。
来年の大河ドラマが始まれば盛り上がるお寺かも?そうでないかも?
なんせ、中は一切写真禁止なので。
外の金木犀だけ撮りました(笑)
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by kaorin-xiang | 2010-10-27 22:30 | kyoto