慢慢来

痕跡本

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まだ桜あとちょっとあるけど。がんばれ自分!(もうかなり飽きてる、笑)
ところで。
先日、家に帰ってテレビをつけたら、痕跡本についてやってました。
痕跡本。古本で前の持ち主の痕跡が残っている本のことを痕跡本と呼ぶそーです。
たとえば、線がひいてあったり、おもしろいしおりが入ったままになっていたり、
破れていたり、書き込みしてあったり。
そういう本の書き込みや線を、古本大好きなどこかの古本屋さんが紹介してました。
私が今まで買った古本で、一番よく覚えてる痕跡本は
有吉佐和子の「華岡青洲の妻」です。
これは、香港にいる頃、友人に譲り受けたか、もしくは日本人経営の日本の古本屋で買ったかどっちかです。

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華岡青洲は、江戸時代、麻酔を使って世界で初めて乳がんの手術に成功した人ですね。
この本は何度も映画やドラマ化しているのでご存知の方も多いと思います。
小説は主に、妻と姑のいわゆる嫁姑のいさかいとゆーか、戦いとゆーかも描かれています。
で。その痕跡ですが、具体的な記述は覚えていないのですけど、
お嫁さんが、私はただの子供を産む道具にすぎないのか?と悩むシーンがあったと思います。
その、私は子供を産む道具にすぎないのか?という文章のところに、
赤ペンで二重線がガーーーッと突然ひいてありました。
(それ以外は何もなかったので)
ちょっと怖かったです。。。
でも、すごい悩んでらっしゃったんでしょうね。。。その方。


私は、電子本にはまったく違和感もないし、安いのならさっさと普及すればいいと思ってる人ですが、
痕跡という、こういう楽しみ方はなくなっちゃいますね(笑)
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by kaorin-xiang | 2011-05-24 00:02 | 日々