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慢慢来

蛍の光

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先日、「お茶会に呼ばれているので一緒に来る?」との嬉しいお誘いがあり、
犬のよーに、行く行くワンワンと返事して、末席を汚して参りました。
運よく、お濃茶の次はお薄でーとゆう、本格格式のものではなく、
いたって、参加者が楽しまれるように主催者の方が心配りされているものだったので、
お茶会なんぞひさびーさな私でも、とっても楽しめたのでした。
テーマが「蛍」だったので、お茶室のお軸も、待合のお軸も蛍に関連したもの。
待合のお軸は、円山応挙の蛍の絵、とおっしゃってたけど、
ワタクシ、ホント性格がひん曲がってるので(笑)、こーゆうの聞くと、必ず、
「それってホンモノ???」って思っちゃうのよねぇ、、、、心の中で。なんとかならんかこの性格!

以前、お茶を習っていたときも。
お稽古の前に、先生にご挨拶をしたあと、お軸とお花を拝見します。
すると、先生がそれぞれについて説明をしてくださいます。
あるとき、いつものようにお軸を見ていると、先生が
「そのお軸は、一休和尚の書かはったもので、なんとかかんとか」と説明が。
それを聞いたときの私の頭の中は、
「一休和尚って、スキスキスキスキスキッスキ!の一休さん?ほんま~~??」
なのでした。。。。。
先生のおうちは由緒ただーしき古いお家柄なので、本物だと思いますよ、もちろん。
でも、どーしてもそー思ってしまう哀しき庶民!
しかも、「それって本物?」病は、10年余りの中華圏生活を経て増大している様子(笑)。
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まあそれはさておき。
お茶会なぞで、普段滅多に目にできないお茶碗やら棗やら見るのは大変楽しい。
そして、いつも必ず思う。
「もっと美術館とか行って勉強しよ!」
決意は1日で終わってしまうが。。。

その日の屏風は、岩と川の水墨画のもので、もちろん、蛍がテーマなので、理にかなってるのですが、
ご亭主は、映画の「赤壁2」のお茶のシーンが印象に残ったので、その屏風を用意されたとのこと。
私も、実はそのシーン、とても印象に残っていたので、ちょっとホクホク嬉しかった。
1でも曹操はお茶に一家言ある風に描かれていましたし。
天下分け目の戦い間近のお茶のシーンは、嵐の前の静けさを現すとともに、
お茶を通して、その人物の性格を表すとゆー、とても興味深いシーンでした。

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お茶の後、本物の蛍まで見に行きました。
すごーいたくさんいたわー。
最近は、哲学の道とかでも見られるみたいですけど。
フワーン、フワーンって飛んでてね。
ぼーっとしばし眺めた。至福の時でした。楽しい時をありがとー。

しかし、この日一番驚いたのは、うちから亀岡までドアードアでも30分以内だったとゆーことだ。。。
by kaorin-xiang | 2009-06-25 22:32 | 日々